とはいうものの日本では西洋に比べ、より日常的な部分に溶け込んでいる感覚がある。
以下はその例。上野にある台東区役所近くの小さな寺、宋雲院である。台東区と言えば、浅草、上野の他、おもしろい地域が集まっている。
宋雲院は江戸初期1611年に創建された禅の臨済宗の寺である。
この寺が手工芸家が作品を売るためのバザーに場所を提供している。このイベントは定期的に行われ、その名も「Tera de Marche(寺でマルシェ)」である。
マルシェの日には、境内を含め、寺内のほぼすべての場所が何十人もの手工芸家に提供される。彼らはアマチュアだったり、プロだったり、それぞれだが、作品を展示販売する。ここには当然近所の人もやってくる。私にはエルサレムの神殿で鞭を振る話が思い出される。文化は違うのだ。
(大きいサイズの写真はカラー、白黒ともFlickr内の「日本あれこれ」で見られます。)
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