可睡斎は禅宗の寺であり、そこで禅僧らが修行をする。にも拘わらず、いかにも日本らしくその敷地内には秋葉山三尺坊大権現を祀った寺院もある。この神様は火をつかさどり、ときに天狗に変身した。天狗とは長い鼻またはカラスのような頭を持った人形の魔物である。また武道に長けていると言われている。秋葉寺へと続く階段に見える天狗は全く異形の者である。ともかく禅僧はそこでもこの素晴らしい客を褒めたたえるために彼らの勤めの一部を果たすのだ。これほど強烈な経験はそうあるものではない。
(大きいサイズの写真はカラー、白黒ともFlickr内の
「日本あれこれ」で見られます。)
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