日本の食品で納豆ほど論議を醸し出すものはないだろう。納豆菌により発酵した大豆で、辛子とネギと醤油を一緒にご飯にのせ、朝食にいただくことが多い。
味と触感が一風変わっているため、納豆は外国人の味覚を試すテストだと思っている日本人が多い。外国人が日本人と日本食について話すと、納豆が食べられますか、と聞かれることが多い。「No」と答えると日本人はやっぱり外人はね、と嬉しそうだ。だが私は日本人だろうが外国人だろうがスーパーで納豆を買っている人を見かけたことがないし、ビュッフェ式朝食付きのホテルに泊まった時も、宿泊客の1%ぐらいしか納豆を取らないのに気付いている。
つまり肌の色には関係ない後天的な好みなのだ。念のため申し上げておくと、私は納豆は食べられるが、好きではない。
(大きいサイズの写真はカラー、白黒ともFlickr内の「日本あれこれ」で見られます。)
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