日本人の考え方における儒教の影響を鑑みると、殊、江戸時代においては、東京都内に孔子廟が一つしかないことは理解しにくい。この寺院は東京神田、御茶ノ水駅近くにある湯島聖堂である。17世紀末に建立され、以降、何度か火災等に遭い、再建された。これは東京では良く見られることではある。
その庭には世界最大の孔子像がある。残念ながら天候が悪く良い写真ではないが、下の写真である。仏教寺院や神道の神社との違いが最もよく表れているのは謹厳以上に思える日本の規律であり、また常に静謐であることである。 学問に捧げられた寺院に望まれる厳粛で社会的な秩序である。
(大きいサイズの写真はカラー、白黒ともFlickr内の「日本あれこれ」で見られます。)
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